Keynote の操作と PowerPoint の操作の対応

24.4.2. Keynote の操作と PowerPoint の操作の対応

Keynote の操作と PowerPoint の操作の対応を確認しましょう。実際に Keynote を操作するときは、ここを見ながら該当する PowerPoint の説明を読んでください。

最低限の設定 #

Keynote のウィンドウの右上を見ると「書類」というボタンがあります。これを押すと、画面右側のパネルが変化し、その中に「スライドのサイズ」というメニューが現れます。

スライド編集の操作 #

文字の入力の仕方は、PowerPoint での方法 24.3.2. 文字入力とスライドの操作 と同じです。またウィンドウの左上に「スライドを追加」のボタンがあり、これを使うと PowerPoint と同じようにスライドを追加できます。そして「スライドを追加」ボタンの左には「表示」ボタンがあり、これを押すと

  • スライドの一覧
  • 発表者ノート

などを表示させたり隠したりできます。

また、ウィンドウの上部に「テキスト」「図形」などのボタンが並んでいます。これらをクリックすると 24.3.3. スライド内で利用可能なオブジェクト と同様にスライド内でオブジェクトを作れます。これらの操作方法も 24.3.4. オブジェクトの操作 とほぼ同じです。ただし Keynote ではオブジェクト操作時に、画面の右側にあるパネルの内容がオブジェクトに応じて変化します。ここによく使う設定項目が並んでいます。 24.3.5. 図の書式設定と写真の利用 で紹介するようなオブジェクトの書式設定も、右クリックメニューではなく、ウィンドウ右側のパネルで行われます。

そして Keynote ウィンドウ右上にある「アニメーション」のボタンを押すと、ウィンドウ右側のパネルがアニメーション設定用に切り替わります。このパネルでは

  • オブジェクト選択時には、登場時 / 出現中 / 消滅時に分かれたアニメーション効果の設定
  • それ以外の時には、スライド切り替え時のアニメーション効果

ができるようになっています。利用できるアニメーションは、大体 24.3.6. アニメーション・画面切り替えの設定 で紹介するものと同じと思って差支えないでしょう。「アピール」などの良く使われるアニメーションは、当然 Keynote でもできます。

スライドショーの実行 #

ウィンドウ上部にある「再生」ボタンを押すと、現在表示しているスライドからスライドショーが始まります。スライドにペンで書きこむ以外の操作については、 24.3.8. プレゼンテーションの再生 と同じやり方でできます。

また Keynote 固有の特徴として、iPhone や iPad といったタブレットデバイスからプレゼンテーションを操作する Keynote remote という機能が提供されています。これを使うと、タブレットデバイスからスライドショーの操作ができます。

スライドの印刷 #

スライドの印刷方法は 24.3.9. ファイルの印刷 と同じです。ただし Keynote では、印刷対象として「配布資料」をえらぶと、スライドとノートのセットを並べて印刷できるようになっています。この点は PowerPoint より使いやすいでしょう。

Keynote の起動 Keynote の操作と PowerPoint の操作の対応 Prezi
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